カンパサール100号記念に、以前連載していた亜女子のオシャレ事情の最新版を書きました。
8年前に取材したインドネシアのファビオラと、上海の夢ちゃん。さてさて、どう成長したか。アジアの最新な情報とともに、ご覧ください。13-14ページです。
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カンパサール100号記念に、以前連載していた亜女子のオシャレ事情の最新版を書きました。
8年前に取材したインドネシアのファビオラと、上海の夢ちゃん。さてさて、どう成長したか。アジアの最新な情報とともに、ご覧ください。13-14ページです。
日本にも何回か遊びに来てくれ、このコラムでも登場したインドネシアのジャカルタ女子ファビオラの結婚披露パーティーが今日の彼女のお誕生日に合わせて行われました。コロナ禍のために10月には100名限定の親族やごく親しい友達しか招待できなかったから、と本日はなんと…500人の招待客を二部構成で分けてお招き!我々も是非にと、10月に呼ばれていたものの益々コロナ禍が厳しい鎖国状態の日本からはとてもお祝いには伺えず残念でした。彼女のお母様が大好きなイギリスの🇬🇧ダイアナ妃のロイヤルウェディングに擬えて作った長いベールは3.5メートル!お母様の夢まで叶えて親孝行なファビオラです。マスク姿の参列者も幸せなひと時に気持ちは晴れ晴れ!Stay homeの日々にたまには明るいニュースは嬉しいものです💕
Congratulations, Fabiola!! おめでとう㊗️優しいご主人様と末永くお幸せにね。
日本では、先日5月25日にようやく、緊急事態解除宣言がなされました。今日はお天気もよく、人々も外にどっと溢れていましたね。 さて、アジアに住む女子、亜女子たちにコロナ生活をルポしはじめて、約1ヶ月半。毎日、アジアの状況を確認する習慣がついてしまいました。 そんな中、新型コロナウィルスのリアルタイム状況では、ミャンマーは、Burmaと書かれていたので、なかなか見つけることができませんでした。あら、感染者はいなかったっけ?と繰り返し見て、はっと気づきました。ビルマ表記なのでした。現在の感染者数は206人で、回復者は124人、死者は6人です。確か昨日までは死者は0人でした。感染者は今のところ少ないのですが、医療体制が脆弱なので、政府は感染拡大を警戒しているといいます。
ミャンマーに、私はこれまで2度訪れました。最初に訪れた2014年は、税関を通るのもドキドキしたのを覚えています。この頃、観光客を歓迎するムードはなくピリピリしていました。2度目に訪れた2016年は、空港の雰囲気はガラリと変わっていて、緊張した雰囲気は一切なくなっていました。2016年といえば、スーチーさんが新政権発足に伴い、国家顧問に就任した年でした。
そんなミャンマーで行く度にあっていたトーシバちゃんに、今回は連絡をとってみました。トーシバちゃんは、日本に行ったことがなかったときから日本語がペラペラでした。彼女の名前は日本が大好きなお父様が「東芝」からとってものだと聞きました。早口でユーモアもあって一緒にいてとても楽しい友だち。今回もすぐにメッセンジャーで返事をいただきました。「ミャンマーは、3月末にコロナの患者さんがでたんですね。一部の会社 (うちも含め) は、その時点でWork From Homeがスタートしました」と語るトーシバちゃん。 「それから少しずつ感染者が増えたので、水祭り・大学の試験・学校と中止になりました。 レストランも含めてお祭りの2週間は、ずっと家にいる指示が出て、感染者がいるところはSemi Lock downな感じでした」。完全なロックダウンではなかったようです。その後、休み明けも感染者が増えたので、5月末までスティホームをするように政府から発表があったとのことです。「5月18日からレストランとかは大丈夫ですけど、まだ色々基準はありますね」。 このまま順調にいけば、トーシバちゃんの会社は、もうじきスタートできるのではないかとのこと。スティホームの現在は、買出しはほとんどご主人が行っているとのことで、2歳になるお子さんと家でじっとしているようです。街にも人々はほとんど出かけず、人は少ないそう。でもバスは走っていて、最近では、車も増えてきているとか。
そんな、トーシバちゃんに、「マスクは足りている? 私は手づくりマスクをしていますよ」、と話しかけると、「ミャンマーは布のマスクとか、かなり作っていますよ。洗えるものですね。今ミャンマーは布のマスクは流行っています」というお返事が返ってきました。 今は出かけるのに、マスクをつけていないと、罰金とか捕まることもあるみたいです。
アウン・サン・スーチーさんのマスクコンテスト! マスク・・・どんなものがあるのかな、とミャンマー×コロナ×マスクでネットサーフィンをしていたら、お手製マスクコンテストの話が出てきました。 なんと、アウン・サン・スーチー国家顧問兼外相が、新型コロナウイルス対策の一環として、このマスクコンテストを開催したそうで、3日間で約2万人が応募する盛況ぶりだったそうです。 ネット上のニュース記事には「貧困層には使い捨てマスクはぜいたく品で、家計の大きな負担になる。そこでスー・チー氏は、自身のフェイスブックに、手製のマスク姿の写真をアップ。繰り返し使える布で自作するよう国民に呼び掛けた」と書いてありました。 こちらがスーチーさんのフェイスブックです。https://www.facebook.com/aungsan.suukyi.5661
ミャンマーでは、使い捨ての市販マスクが買えない貧困層が多いので、洗って何度も使える布マスク作りを促すのが目的だったとのことです。すばらしいコンテスト。 「もともとマスクをつける習慣はないし、暑い国なので、こういうことをきっかけにしてマスクコンテストをしたという事です」とトーシバちゃん。ちなみに、ミャンマーでのマスクの値段を聞くと、1パック50枚入りで、もともとは50チャットだったそう。1チャットが0.077円なので、×50チャットで3.85円!!です。 コロナがピークの頃は、かなり高かったけれど、今も50枚300~400チャットかかるそう。それでも、高く見積もっても400チャット、50枚で30.8円です。でも現地値段にしたら約も10倍です。
トーシバちゃんは続けます。「マスクコンテストは、コロナ禍でマスクを礼儀としてつけるのが目的でした。申請などはいらなくて5/13~5/15までに、コンテストのポストに写真を載せてそこから賞を決めることにしました。基準としては布だけで作成する、健康のためにどうやって作ったかの理由の説明する必要がありました。参加者は21120人でした。 そのうち12名に賞をあげると書いていました。 12名の内容は右記から選ぶという事。 1. Likeが一番多かった人 2. 最も創造的な人 3. 寄付のためにしたマスク、そこからのLikeが一番多かった人 4. 参加した理由が一番面白い内容の人。 どんなマスクが優勝したのか、是非とも見てみたいですね。
ところで、ミャンマーは暑い国。市場などにいくと日焼けしないように、「タナカ」という木から作った天然の粉やクリームを塗った子どもや女性を見かけることができます。タナカをつけると顔はみんな真っ白で、その姿をみるとタイムスリップでもしてしなったかのような感覚にとらわれます。今はみんなタナカの上からマスクをしているのかしら。
スティホームの効果が出たのか、コロナ感染者が減りはじめたこの数日。でもまだまだ油断はできません。お天気がいいと、ついつい外に出てしまう生活者たち、お気をつけて。
今回は、現在日本に留学中、フィリピンの首都マニラ市出身のネリサさんに、話を聞きました。最初に出会ったのは、2016年なのでもう4年のお付き合いになります。ちょっと表現が古いですが「こんな女性がお嫁さんにきてくれたらいいのに」と誰しもきっと思う素敵な女性、ネリサさんです。
さて、マニラといえば、人口密度が高く、四六時中大渋滞という印象ですが、現在も続くロックダウンで、都市は静まりかえっているとのこと。送ってもらった動画には、信じられない光景がアップされていました。
ネリサさんが、マニラの家族・友達に聴いてくれた情報によれば、公共交通手段の運営は禁止となりバスや目を引くジープニー(乗合タクシー)は、街を走っていないとのことです。
また、
・4月末までだったロックダウンが5月中旬まで延長になったこと。
・スーパーまで買い物には行けるけれど、1世帯に1~2人に義務付けられたこと。スーパーの人数制限によって入店までに2時間以上待つところもあるそう。
・救援物資の配布があったこと。
・地域によっては食品の宅配があること。ネリサちゃんの家の近くではお肉の宅配サービスがあるそう。
・アルコールの販売・飲酒が禁止されたこと。
なども教えてくれました。フィリピンは、5月11日現在コロナ感染者が11,086人に対して、死者は726人。回復者は1,999人です。日本は、感染者が15,777人に対して死者は624人。回復者は8,127人。フランス、イギリス、イタリア、スペインに比べると、少ないですがアメリカよりも感染者に対して死者の割合は多い。回復者も少ないのがみてとれます。貧富の差が原因でしょうか。
「貧困層は一日を生き延びることが大変なのでデモが起きたりしていて心配です」とはネリサさん。
ネリサさんが最近友達から聞いた情報によると、「大手民放局が放送禁止にされたみたいです(大統領に関しての報道が気に入らないため)」とのこと。ネットニュースにも、ラジオ局のキャスター射殺という報道が出ていました。4月初めに、ドゥトルテ大統領は、国民に向けたテレビ演説で、「移動制限など政府の政策に抗議した場合、射殺を含めた強硬措置をとる」という意向を表明していましたので、それが実行されたということでしょうか。
お店のレンタル代を原則無利子にするなどの政策もしているようですが、未だに、街はロックダウン中。日本とは違い、緊張が走るマニラからでした。
スティホームのゴールデンウィークは、最近、コロナ感染者がゼロになってきた台湾・台北からおくります。現時点5/4の感染者は、436人(その内6人死亡)です。今回は、亜女子ラボ会員で台北に住むジョイスさんに連絡してみました。2017年に出会ったときは、台北のツタヤブックストア併設のオシャレなカフエで副店長をしていましたが、現在は、日系人材派遣会社の台湾支店で人材コーディネーターとして働いているのだとか。そういえば、台湾女子は、ひとつの仕事に縛られず、やりたい仕事を求めてどんどん転職していくのでした。
昨日はコロナ感染者が3人出てしまったとのことですが、このところずっとゼロが続いていたようです。だから、「○のポーズは台湾最近感染者ゼロのポーズで、流行ってます」とジョイスさん。はやく、こんなポーズが日本でも流行るといいですね。 「今日は1名だけ感染者がでてしまいました」と今しがた連絡が入りました。
そんなお隣の島、台湾ですが、もう生活は普通に戻っているのでしょうか。 現在の台湾の様子について聞いてみました。 仕事については、「現在は、普通に仕事ができています。 親戚や友達も普通に会社へ出勤しています。大手企業に勤めている友達からの情報ですが、スタッフ全員に3~5組を分けて、在宅ワークと出勤時間も分けています。できるだけスタッフ達は最小限に接触するためです」とのこと。「飲食業、ホテル、航空業界は世界中と同じでかなり厳しい状況です、3月からいくつかの会社も無給休暇に入りました。3月上旬から私が勤めている会社はビルに入るときにマスク着用が必要です、各フロアの入り口で体温測定と消毒用アルコールもあり、毎日オフィスに入る前に体温測定しなければなりません」。
現在台湾はロックダウンされていない状態だそうです。 台湾のコロナ対策についても聞きました。「1月下旬は台湾旧正月のお休みで、ちょうどその頃中国で新型コロナウイルスの流行が始まりました。マスクを買うのにまだ混乱が起きていない時、政府が医療マスクの輸出禁止を決めました。また2月から薬局で健康保険証1枚につき週2枚買えると設定しました(現在2週間に9枚、薬局とネットで予約も出来ます)。政府からの購入制限をしたことで、価格高騰を防ぎ、国民がマスクを買えるようになりました。そして今月4月1日から公共交通機関でマスク着用を義務になり、着用されてない方に最大1万5千元の罰金があります。このルールで街の人達も99%マスク着用していますし、コロナの感染を拡大されなかったと思います。 台湾はアジア各国より、感染症人数がそんなに多くないですけど、やはり現時点でまだ薬やワクチンを見つけていない状況なので、退治はまだまだです。 2003年SARSのことで73人死亡の記憶が鮮明なので、今回コロナウイルスに対し、みんな、ものすごく警戒心を持っています。情報に敏感で油断せず行動しています」とジョイスさん。
街は、まだ元に戻ってはいないけれど、最近は、感染者がゼロに使いので、人々は、少し出かけ始めているそう。でも、百貨店とホテルは、ガラガラだそうで、たまに、ジョイスさんがお店に入ると、貸切状態のような感じだと語ってくれました。
この季節、週末問わず日本人の旅行者で賑わう台湾。早く日常をとり戻して、みんなでゼロポーズがとれるといいですね。
掲載している写真は全てジョイスさんからの提供です。
さあ、今日は、多民族国家マレーシア・クアラルンプーからの2回目のルポ「ウイルスと戦うラマダン」をお届けします。本日までのマレーシアのコロナウィルス感染者は、5945人。回復者は4087人、死者は100人です。
今回は、石油&ガス会社を経営しているムスタファさんからあれこれお話を伺いました。マレーシアで、6割以上を占めるイスラム教徒は4月24日から5月25日までラマダンです。今、まさにラマダン中。ラマダンとは、断食のことで、日が暮れるまで何も食べてはいけない、水も飲んではダメなのだそうです。一説には唾も飲み込んではダメとか。けれど、ダイエットにもなるので、イスラム教徒以外にも流行しているそうです。
現在マレーシアは、コロナウイルスの蔓延で街はロックダウン中。再々延長が決定したそうで、5月12日まではがっちり、ロックダウン。「みんながんばって守っています」とムスタファさん。飲まず食わず、外出も出来ずでは、さぞ辛いのではないかしら。私も気持ちに寄り添おうと水ありラマダン3日目に挑戦中。で、ロックダウンはさらに延長もあるとかないとか囁かれています。5月終わりまでラマダンですが、毎日ラマダンは明ける。そう、夜にはご飯が食べられるので、奥様方は家での夜ご飯のために、食事の支度やデザートつくりに時間を使っているようです。本来ならば、ラマダン明けの夜は、ラマダンビュッフェなどをやるレストランやホテルが多いらしいのだけれど、今は全て閉めなければならないので商売人には辛いところ。「はりらやというラマダン後のお祝いも、このままだと、出来ないかもしれない」と。ハリラヤは、マレーのお正月のようなもので、みんな集まっての大パーティは、それはそれは豪華な食卓。その日を目指させないラマダンは「修行」、一言に尽きるのでは。
そんなこんなで、四六時中混んでいるイスラム最大の聖地のメッカも立ち入り禁止でガラガラの様子です。カーバーに人がいないなんて驚きの風景では。
コロナ対策として、マレーシアでは、現在国境管理を強化しているようです。外国から自国に戻ると、14日間の検疫(隔離)があり、空港に着いたら、政府の管理人が迎えにきて、ホテルなどのQuarantineセンターへすぐに送られる。部屋は広くてご飯もおいしそうに見えますね。なんとQuarantineは、ホームレスにも用意されているとか。Quarantineになったホテルは黄色いテープが張られ出入り禁止黄色いテープが物々しくみえます。感染が高いところは、有刺鉄線がぐるぐる張り巡らされる。トータルロックダウンにして一切家からでられなくするそうです。でも、食事は、しっかり用意されるとか。
政府はマスクはしなくていいと先日発表したそうですが、まだまだみんなしいるようです。街の写真をみてもそうですね。女性たちは、ヒジャブにマスク姿は暑そうですね。頑張っています。ムスタファさんの会社は、政府から営業許可が下りてようやく会社に社員が出社できるようになったそうです。感染者も1日2桁になり、減ってきます。「ウイルスと戦うラマダン」きっと神様にこの祈り届くことでしょう。筆:山本
★前回の韓国ルポは、個人情報と写真の一部に、本人の許可なく掲載したものが含まれていたため、記事自体を取り下げることに致しました。
われらが亜女子ラボ設立当時からの仲間のマルさん。ベトナムのホーチミンから旧正月編で1月に登場してくれましたが、その後、3月にめでたく結婚し、新しい生活が始まってまさに1週間で生活が一変したとのことです。2月にベトナム国内で初の感染者が見つかる前に、政府は1月末に中国、追ってラオス、カンボジアとの近隣諸国との国境封鎖に臨みましたが、3月中旬に新型コロナウイルス感染は拡大し、4月1日より15日間の所謂「ロックダウン(都市封鎖)」に突入!
公共交通機関の運行停止、マスク着用の義務、必要最低限の食料、医療品を除くすべてのお店やレストランが閉じられスーパーマーケットの営業と食堂はテイクアウトのみ許され、新婚生活のスタートは想定外の展開に!ヨーロッパ同様に3人以上での集まりは禁止され、違反すると10,000,000~20,000,000ベトナムドン(約4.5万円~9万円相当)を課せられるそうです。マルさんがご主人のバイクの後ろに乗り、実家帰りに撮ってくれた写真でも車やバイクは一台も見られません。
マスクの着用は大人のみならず小さな子供にも適用され、これまた違反すると1回につき300,000~500,000ベトナムドン(約1,400円~2,300円相当)が課せられるそう。日本同様にマスク不足となり、やはりベトナムの人々も布製のマスクが主流になってきている様子です。
英語講師のマルさんは世界の多くの国々でそうであるように、オンライン授業だそうです。また、不動産関係に従事しているご主人はこの封鎖された中でも投資物件としての不動産売買は活発らしく、お仕事は順調。良かったですね。
そんな国民の不便な15日間のロックダウン(都市封鎖)でも状況は好転せず、その後1週間延長され、4月22日までとなりました。現段階では感染者268人、死者0人、8割が回復し6日連続新しい感染者が確認されず、感染予防措置の効果が表れているようで徐々に行動規制は緩められ以前の生活が取り戻せるのも時間の問題かもしれません。一刻も早い事態の終息を祈ると同時に、マルさんの新しい門出が幸多きものになりますようにと、日本からエールを送ります。
(筆:YUKA)
本日の「亜女子たちのコロナ生活」は、インド・グルグラムからです。
ニュースでは、インドのコロナ感染者数は17,615人、死亡者559人と出ています。人口の多さは世界でも2位。中国についで多く13億5200万人ですが、その割に感染者の数は少ないようです。インドに亜女子会員はいないのですが、牛や猿が街中に出てきているというニュースを聞いたので、現在インド・グルグラム(首都デリーに近接)に住む、スタッフYUKAの妹さん・リカさんにお話を聞きました。
ロックダウンで、街の封鎖と外出禁止令も出ているので、空と空気と街がどんどんきれいになっているそうです。なので、普段いないところに、牛たちが出てきて、のんびりと休憩をしているそう。「人間とかクルマがいない分、歩きやすいのと、食べ物を探しているのではなくないか」とのことです。日本の街中では考えられない景色です。ホームレスの子どもたちもたくさん出てきているそうです。もらったのか拾ったのか、マスクをつけているホームレスの子どもたちの写真は、印象的でした。
スーパーでは、入場制限をしていて、待っている間も距離を置いてソーシャルディスタンスを保っているそうです。昨日は沖縄で、マスクの無料配布に人々が密集してツメツメで行列していた様子をニュースで見ましたが、インドは厳しく守られているようです。見習いたいですね。
午後5時になると、医療関係者やマスコミ、水を配る人、警備員など、人のために働かなければならない人たちに敬意と感謝を表すために、多くの生活者たちが、ベランダや玄関から拍手をしている姿には、感動をしたとのこと。しかし、家庭内暴力の増加のニュースも流れているようで、家時間が増え、親子や夫婦間でもストレスが溜まって、こういったことが世界でおきはじめているのは悲しいことです。
リカさん、情報と写真のご提供ありがとうございました。
昨夜は、久しぶりに映画「12モンキーズ」を見ました。あれもウィルス感染の映画ですね。動物たちが街に出てくる光景が、このインドの景色と少し重なってみえました。
「亜女子たちのコロナ生活」、今日はタイのバンコクからの報告です。
欲望ラボには、アジアの女子ラボ「亜女子ラボ」(2014年設立)があり、取材で訪れているうちに会員は14ヵ国16都市まで広がって50人以上になりました。時差があまりなく、いつでも繋がれる時代なので、おはよう、おやすみ、元気?などと気軽に挨拶をかわします。本日のタイのコロナウィルスの感染者2700人。回復者1689人。死亡者47人。
今日は、バンコクの郊外のバンケイという町に住むサンさんのインタビュールポです。ライン電話で話もしました。サンさんは、家族で台所用品のお店を営んでいますが、その隣で自分のカフェも持っています。素敵なカフェです。日本語ペラペラの美人のサンさん、バンコクへもよく遊びに出かけていましたが、今はコロナで自粛、「全く街中へは外出していません。家とお店だけの往復です。寂しくなりました」と話してくれました。そしてこの時期は、ちょうどタイのお正月「水かけ祭り」で本来でしたら、一番賑わう時期でしたが、コロナウィルスの蔓延で「全てのイベントは中止になりました」と残念がっていました。マスクは95%の人がつけていて、フェイスシールドや目だけのカバーも使っているとのこと。「最近は、布の手作りマスクが売れられているのをよく目にするようになった」とのことです。
以下はサンさんからのルポです。生の声を聴いてください。数字は昨日のものです。
こんにちは、サンと申します。台所用品の販売営業をしております。
タイのコロナウェルス感染の現状の患者は2,672人になりました。(2020年4月17日)
ただ今、学校、大学、デパート、マッサージ屋、ホテルを初めて休業してなりました。
それに、人の出会いのチャンスを減らすために、夜間外出禁止令があり、午後10時から午前4時まで絶対に出かけません。しかし、スーパーとか、生鮮市場とか普段に開店されています。食品を買い占めるシチュエーションを解決するため、全部の飲食店はまだ営業中されています。しかし、みんなお持ち帰りしなければなりません。飲食店に座るのは絶対にダメです。大変ですが、みんなの健康の方が大切です。
外へ出かける人を減らすために、職場で主に使われるWHFになりました。しかし、この危機のせいで、アルバイトをやっている人達は解雇されています。それで、タイの経済は最悪になりました。
95%のタイ人はマスクをつけています。アルコールジェルで手をきちんと洗っていますが、タイ人は日本人のようにうがいをあまりしません。しかし、私はいつもしております。日本で留学して以来、ずっとうがいをしております。嗽をすることはいい方法と思って、みんなさんもやってほしいと思います。
4月13日から15日までタイのお正月(ソンクラーン)なんですが、全部の活動は中止されました。無期限で延期になりました。それでも、みんなで協力しました。
コロナウェルスの治療薬を早く開発できますように。
サンさんありがとう!!
タイのニュースでは、寺院、スーパー、コンビニ、マンションの入り口で検温チェックがあると言っていました。僧侶もフェイスシールドをつけて托鉢だそうです。映像では多くの人が、帽子になっているフェイスシールドとマスクを付けて外出していました。緩い意識の日本社会だと、まだ、奇異な目で見られそうですね。夜間外出は禁止。お酒の販売禁止など前日に突然ルールが変わるそうです。軍事政権の影響で政府の権限は、強いのだそうです。
アジアの姿を見ていると、感染がさらに広がりつつある日本で、もっと意識を強くもって行動しなければと思います。筆:山本
こんにちは。今日は、インドの下に位置する島国スリランカからの報告です。
首都のコロンボではなく、古都キャンディ(仏教の聖地)に住むギヘイシャに連絡を取ってみました。
私がスリランカを訪れたのは2016年。今からかれこれ4年近く前になります。時が立つのは早い。そのとき、取材で一度だけ会ったギヘイシャさん。しかも2時間くらいの出会い。取材されるというのが初めてだったようで、笑顔がなかなかつくれなくて、でも最後にはにっこり笑ってくれたのが印象に残っています。
遠く離れていても、アジアなので時差も2時間ほど。SNSでつながっているので、たまにメッセンジャーで挨拶をしてくれます。「次に遊びに来たときはうちに泊まって」とも言ってくれたりして。うれしい。
昨日、連絡を取ってみると、やはりコロナで大変なようでした。データを見ると、現在は、238人の感染者が出ていますね。昨日ご紹介したモンゴルよりずっと多いです。ちなみに、モンゴルは、今日は31人になっていました。さて、スリランカですが、
「普段はしないマスクをみんなつけている、しなければならない」といっていました。
「マスクをしないと罰せられるかも知れない」と。
もちろん政府の要請で、出勤も出来ないとのこと。ギヘイシャは、今は、ジュエリー関係の仕事をしているようです。
マスクは、青、緑、白、黒・・・といろんな色があるようで、「ライトブルーが流行りの色」だと教えてくれました。
ギヘイシャは、翻訳ソフトを使って日本語で私に話しかけてきてくれたので、今回びっくりしました。なかなかたどたどしい会話でした。
もうおひとり、お話してくださったのは、スリランカを行ったり来たりされている朝比奈さん。キャンディから北へ26キロほどのマータレーにある「アーユビヤサ」というアーユルヴェーダリゾート施設を経営しています。とても素晴らしい隠れ家のようなところで、1度いくと虜になります。知る人ぞ知るリゾートです。ちなみに、マータレーはシーギリヤロックがある有名な街です。朝比奈さんいわく、「スリランカは今外出禁止令が出ていてもう2週間経っているけれど月末まで続くのではないか」とのこと。地域間の移動も禁止だそうです。そのかいもあり、「感染者の封じ込めに成功しつつある」と。あと二週間外出しなければ、ほぼ感染者は0になるといわれているとか。「島国だからできるんですね」。
全て営業禁止のようで、ホテルも会社も全部閉めているようです。「出歩くと逮捕されてますね」とは、他国と比較しても日本は随分ゆるゆるですね。そしてギヘイシャが言うように、やはり「みんなマスクをつけている」とのことでした。
じっと家にいて、外出を我慢しているスリランカからのルポでした。
おはようございます。今日はいいお天気ですね。
さて、本日の亜女子たちのコロナ生活は、モンゴルからの報告です。
モンゴルでは、昨日まで感染者が17人に留まっていたのに、今日は30人に増えてしまいました。
モンゴルへ私とスタッフユウカが訪れたのは今から2年前。冬の初めの首都のウランバートルと遊牧民の住む国立公園を訪れました。ウランバートルは、道は広いけれど、朝夕の渋滞がとてもひどく、したがって空気も悪かったのが印象的。一方、国立公園の遊牧民は、生活に不便はあるけれど、広々とした大地に悠々と暮らしていました。みんなどうしているだろう・・・。
ウランバートルに住む亜女子ゾラさんとは、SNSでつながっているので、連絡を取ってみると・・・まずは日本のことをとても心配してくれました。
「モンゴルは、当初から予防策がしっかりしていたので、そんなにコロナは広がっていません。けれど、韓国、ドイツ、中国などの海外から特殊機で帰国したモンゴル人の中に感染者がいたようで、現在は病院で隔離されています」とは昨日の会話です。
人々も、マスクはしているものの、まだ安心して暮らしているのだとか。パニック購入なども起きていないそうです。モンゴル政府からは、1月末から4月30日まで学校や大学、語学学校、事務などを閉める要請があり、レストランや居酒屋も夜10時以降は開いていないとか。でも、みんな用心して夜はなるべく出かけないそうです。外出時は、マスクをして予防しているとのことでした。
ゾラさんは、今は、日本語学校で働いているので、オンライン授業の準備に追われているとのことで忙しそう。がんばってゾラさん!
日系企業の支社に勤務するトゥメンさんにも連絡してみました。
昨日の時点で「モンゴルは、17人しか感染者が出ていなかったのに、随分厳しく政府は動いているのですね」と話をすると、「モンゴルは医療レベルが低いしキャパも少ないので、もしも、感染者が多くでたらすぐに医療崩壊をしてしまうんです。それを心配して、政府は早くから動いていたのです」とのこと。国内外は、もう出入り禁止になっているし、学校も9月まで休校になったそう。「サウナやジムももちろんクローズしています。残念です」。政府はマスクをつけることを必死で国民に推奨しているのだとか。
街の空気について聞くと、春になり暖かくなったので、空気はよくなってきたそう。ウランバートルの空気汚染は、そもそも遊牧民や、ゲル地区に住む人々の暖房が原因。それが暖かくなってきたので解消され始めているとか。ちなみに工場はずっと稼動しているそうです。
そして、「遊牧民は、コロナとは関係なく暮らしていると思う」とのこと。
「田舎は人口密度が低いので感染率は低いし、国内移動を政府が管理しているので、今のところは大丈夫ですね。でも、もしもゲル地区でコロナが発生したら、これはもう大変です」と昨日話していました。ゲル地区は、街のはずれにあり、水の汚染もあり、生活者も余裕なく暮らしています。ここで起きたら本当に大変だと思います。
トゥメンさんの働く支社にはトゥメンさんしかいないので、「車で出かけて、普通に働いています」とのこと。
今朝になってモンゴルの状況は一転。
17人→30人へ。朝、連絡すると「残念です」とトゥメンさん。
まだまだ、少ないとはいえ、日に日に増えていく感染者の数。日本の様にならないように、これ以上増えないことを祈るばかりです。筆:山本
日本、特に東京では日に日にコロナ感染者が増えています。アジアに目を向けると、どうでしょう。中国に広まりだしたのは、1月の終わり頃。娘のような年頃のみんなはどうしているか心配だったので、大丈夫か連絡を取っていました。あれから、2ヶ月以上経ち、今度は日本がピークです。中国ではもう、コロナは収束に向かい、ニュースではお祭りモードのような映像も流れていました。観光地には観光客が群がる映像も。これは、本当なのでしょうか。深圳、上海、成都の中国各都市にいる亜女子ラボメンバーに聞いてみました。
深圳亜女子
「2月は在宅勤務でしたが、3月から通勤になりました。ときどき残業もあります。マスクをつけるのが普通になりました。会社では1日2回体温を測ります。コロナに慣れていく感じです」(ITコンサルティング会社で働く胡さん)。
「私も家族も大丈夫です。企業や学校の活動は段々再開されています。でも夜はまだ普段の暮らしには戻りません。警戒意識が重要です。日本も気をつけてください」(インターネット会社勤務の劉さん)
こういう道をこれから日本も辿るのでしょうか。コロナに慣れていくという言葉が心に響きました。キラキラ輝く深圳に戻るには、まだまだ時間がかかりそうです。
成都亜女子
2月の時点では「マスクが買えません」と話してくれた楊さんですが「今はもう普通に買えます。東京は大変そうですね。そちらは足りていますか。送ることが出来なくてごめんなさい」と心配してくれています。
日系の自動車会社で働く劉さんは、旧正月明けに日本に遊びに行こうと前から計画してましたが、中国での蔓延で、泣く泣くキャンセルしました。「今行ったら嫌われるもの」と。旧正月は、政府の話を聞いて家族で家に閉じこもっていたそう。でも、それ以来会社の生産復旧のため、休みが取れなくなったそう。ずーっと休みなく仕事をしていたと聞きました。成都は2月上旬から徐々に復旧し始めたようですが、2月24日からは、完全復旧。「また街に渋滞が戻った」と嘆いていました。ニュースでお祭りモードの中国の映像を見たけれど・・・と話したら
「まさか、中国のコロナはまだ終わっていません。学校も全部は復旧していないし、コロナとの長期併存の心構えと皆言っています。お祝いモードなんかではない。今第二段階に入っている」 「生活秩序は元に戻ったけれど、安全のためできるだけ外出外食は避けるようにしている」と話してくれました。
上海亜女子の夢さんは、昨年から短期転勤で日本滞在。旅行会社で仕事をしています。「私は在宅勤務で引きこもっているけれど、上海はほとんど復旧したようです」。
現在、両親は青島に住むというジンクンも日本で働く上海亜女子です。「今日本は大変だけれど、なんとか乗り切りましょう」と励まされてしまいました。
メディアで見る中国と、実際現地に暮らす亜女子に連絡をとって聞くのではだいぶズレがあるようです。まだまだ、会社や地下鉄、公共の場はマスク着用のようです。
筆:山本
ダヤサガリは母国マレーシアを離れてリヤドで働くインド系マレー人。マレーシアではVIPが入院する循環器病院の婦長さんでしたが、新しい可能性を求めて単身サウジアラビアの首都リヤドの病院に移って4年目。
猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)はサウジアラビヤでも見る見るうちに感染者が増え、今では合計3,000人を超えています。そんな中でダヤサガリはCOVID-19の専門知識を用意するトレーニングを受けたたたたて、認定されたとのこと。循環器系の病院なので新型コロナウイルス感染者が運びこまれるのは最後の砦となるようですが、準備万端にしていつでも対応できるようにスタンバイしているそうです。
体に十分に気を付けて頑張ってほしいものです!毎日感染者数が増え続ける東京からも応援しています!!
ベトナムのプノンペンに住む人気英語教師マルさんから”Chúc mừng năm mới (チュック ムン ナム モイ)!”
日本以外の多くのアジアの国々では旧正月を祝い、離れた家族が一堂に会し新年を迎えます。ベトナムでもTếtと呼ばれる旧正月は特別な時期です。
Chúc mừng năm mới (チュック ムン ナム モイ)はベトナム語で「新年あけましておめでとうございます。」の意味。中国のみならずベトナムでも邪気を払う「赤」を人々は身に着けて故郷に集い新たな一年を陽気に迎えています。マルさんはいつものように実家を訪れ92歳のおばあ様も大喜び!いとこなど親戚も集まり、美味しい食事を囲み、これまた楽しいひと時です!旅行と写真撮影が趣味のマルさん、今年こそは日本に来てね!
モダンな高層建築物と豊かな緑のオアシスが織りなす美しいマレーシアの首都クアラルンプール在住、ヴィディアはインド系マレー人。およそ7割を占めるマレー系マレー人、2割の中華系マレー人に対して1割弱のインド系マレー人は親戚、民族の集まりをとても大切にしています。英語のみならず、中華系学校を卒業し、公用語のマレー語を自由に操り、民族の母国語であるタミール語を民族間では話す彼女はまさにマルチリンガル。この日はお母様と共に結婚披露宴のパーティでツーショット。若くて美しいお母様とは姉妹と思われることもあるとか?才色兼備の亜女子です。
カンボジアの首都プノンペンから、日本の大学院に留学をしているホイコンさんと、そのお友達のロタナーさんと渋谷ショッピングをしました。ふたりは、この日、実は初対面だったのですが、なんと、おそろいともとれるピンクのトレーナー姿。とてもかわいい。ロタナーさんはハチ公をみたことがなかったので、ハチ公前でパチリ。よくみるとハチ公の首にもピンクの蝶ネクタイが。素敵な記念写真となりました。
「微笑みの国タイ」出身のプレイスさんは普段は世界を飛びまわるキャビンアテンダント。久々にお母さまとの楽しい夏休みを日本で過ごしています。東京にはお仕事で来ることはあってもなかなか遠出は出来ないので、今回はあちらこちらを散策!築地、皇居、科学技術館、日光・・・幅広く動き回っているようです。ちょっと甘味処で一休み。引き続き楽しいご旅行を!
南国フィリピンの首都マニラで建設業に携わるメイシーは友達と初夏の富良野を楽しんでいます。ラベンダー畑はマニラにはないでしょうから、堪能できたかな?
留学生時代にお世話になった長野のホームステイ先を訪ねたあとは、東京と北海道を旅行し、楽しい夏休みのようです。
また東京にも遊びに来てね!
香港に最も近い中国の街である特別行政区・深圳出身の鱏さんは秋まで日本に長期出張中。「中国のシリコンバレー」と称される深圳の亜女子たちはIT関連企業に勤めている人が多い。そんな鱏さんもやはりIT企業勤務。梅雨の合間のひと時を早起きして友達と北鎌倉、明月院散策。紫陽花に囲まれて心和む週末を過ごしたそうです。
モンゴルの首都、ウランバートルで活躍する起業家のゾラさん(写真右)はJOB EXPO 2019の見本市会場からモンゴルテレビの番組に出演したそうです。男女平等に働くモンゴルでも優秀な人材確保は大切ですね。モンゴルと日本の懸け橋となる人材発掘、頑張って!