スティホームのゴールデンウィークは、最近、コロナ感染者がゼロになってきた台湾・台北からおくります。現時点5/4の感染者は、436人(その内6人死亡)です。今回は、亜女子ラボ会員で台北に住むジョイスさんに連絡してみました。2017年に出会ったときは、台北のツタヤブックストア併設のオシャレなカフエで副店長をしていましたが、現在は、日系人材派遣会社の台湾支店で人材コーディネーターとして働いているのだとか。そういえば、台湾女子は、ひとつの仕事に縛られず、やりたい仕事を求めてどんどん転職していくのでした。
昨日はコロナ感染者が3人出てしまったとのことですが、このところずっとゼロが続いていたようです。だから、「○のポーズは台湾最近感染者ゼロのポーズで、流行ってます」とジョイスさん。はやく、こんなポーズが日本でも流行るといいですね。 「今日は1名だけ感染者がでてしまいました」と今しがた連絡が入りました。
そんなお隣の島、台湾ですが、もう生活は普通に戻っているのでしょうか。 現在の台湾の様子について聞いてみました。 仕事については、「現在は、普通に仕事ができています。 親戚や友達も普通に会社へ出勤しています。大手企業に勤めている友達からの情報ですが、スタッフ全員に3~5組を分けて、在宅ワークと出勤時間も分けています。できるだけスタッフ達は最小限に接触するためです」とのこと。「飲食業、ホテル、航空業界は世界中と同じでかなり厳しい状況です、3月からいくつかの会社も無給休暇に入りました。3月上旬から私が勤めている会社はビルに入るときにマスク着用が必要です、各フロアの入り口で体温測定と消毒用アルコールもあり、毎日オフィスに入る前に体温測定しなければなりません」。
現在台湾はロックダウンされていない状態だそうです。 台湾のコロナ対策についても聞きました。「1月下旬は台湾旧正月のお休みで、ちょうどその頃中国で新型コロナウイルスの流行が始まりました。マスクを買うのにまだ混乱が起きていない時、政府が医療マスクの輸出禁止を決めました。また2月から薬局で健康保険証1枚につき週2枚買えると設定しました(現在2週間に9枚、薬局とネットで予約も出来ます)。政府からの購入制限をしたことで、価格高騰を防ぎ、国民がマスクを買えるようになりました。そして今月4月1日から公共交通機関でマスク着用を義務になり、着用されてない方に最大1万5千元の罰金があります。このルールで街の人達も99%マスク着用していますし、コロナの感染を拡大されなかったと思います。 台湾はアジア各国より、感染症人数がそんなに多くないですけど、やはり現時点でまだ薬やワクチンを見つけていない状況なので、退治はまだまだです。 2003年SARSのことで73人死亡の記憶が鮮明なので、今回コロナウイルスに対し、みんな、ものすごく警戒心を持っています。情報に敏感で油断せず行動しています」とジョイスさん。
街は、まだ元に戻ってはいないけれど、最近は、感染者がゼロに使いので、人々は、少し出かけ始めているそう。でも、百貨店とホテルは、ガラガラだそうで、たまに、ジョイスさんがお店に入ると、貸切状態のような感じだと語ってくれました。
この季節、週末問わず日本人の旅行者で賑わう台湾。早く日常をとり戻して、みんなでゼロポーズがとれるといいですね。
掲載している写真は全てジョイスさんからの提供です。