亜女子たちのコロナ生活「フィリピン・マニラルポ」

日本に留学中の友人のジオさんは、4月のはじめ万全の格好で一時帰国していたマニラから日本に戻りました。

日本に留学中の友人のジオさんは、4月のはじめ万全の格好で一時帰国していたマニラから日本に戻りました。

スティホームの効果が出たのか、コロナ感染者が減りはじめたこの数日。でもまだまだ油断はできません。お天気がいいと、ついつい外に出てしまう生活者たち、お気をつけて。
 今回は、現在日本に留学中、フィリピンの首都マニラ市出身のネリサさんに、話を聞きました。最初に出会ったのは、2016年なのでもう4年のお付き合いになります。ちょっと表現が古いですが「こんな女性がお嫁さんにきてくれたらいいのに」と誰しもきっと思う素敵な女性、ネリサさんです。
 さて、マニラといえば、人口密度が高く、四六時中大渋滞という印象ですが、現在も続くロックダウンで、都市は静まりかえっているとのこと。送ってもらった動画には、信じられない光景がアップされていました。
 ネリサさんが、マニラの家族・友達に聴いてくれた情報によれば、公共交通手段の運営は禁止となりバスや目を引くジープニー(乗合タクシー)は、街を走っていないとのことです。

クリスチャンのネリサは、日曜日の教会のミサもオンラインで参加しているとか。

クリスチャンのネリサは、日曜日の教会のミサもオンラインで参加しているとか。

派手な相乗りタクシー、ジープニーも今は街中を走っていません。

派手な相乗りタクシー、ジープニーも今は街中を走っていません。

また、
・4月末までだったロックダウンが5月中旬まで延長になったこと。
・スーパーまで買い物には行けるけれど、1世帯に1~2人に義務付けられたこと。スーパーの人数制限によって入店までに2時間以上待つところもあるそう。
・救援物資の配布があったこと。
・地域によっては食品の宅配があること。ネリサちゃんの家の近くではお肉の宅配サービスがあるそう。
・アルコールの販売・飲酒が禁止されたこと。 
なども教えてくれました。フィリピンは、5月11日現在コロナ感染者が11,086人に対して、死者は726人。回復者は1,999人です。日本は、感染者が15,777人に対して死者は624人。回復者は8,127人。フランス、イギリス、イタリア、スペインに比べると、少ないですがアメリカよりも感染者に対して死者の割合は多い。回復者も少ないのがみてとれます。貧富の差が原因でしょうか。
「貧困層は一日を生き延びることが大変なのでデモが起きたりしていて心配です」とはネリサさん。

ネリサさんが最近友達から聞いた情報によると、「大手民放局が放送禁止にされたみたいです(大統領に関しての報道が気に入らないため)」とのこと。ネットニュースにも、ラジオ局のキャスター射殺という報道が出ていました。4月初めに、ドゥトルテ大統領は、国民に向けたテレビ演説で、「移動制限など政府の政策に抗議した場合、射殺を含めた強硬措置をとる」という意向を表明していましたので、それが実行されたということでしょうか。

お店のレンタル代を原則無利子にするなどの政策もしているようですが、未だに、街はロックダウン中。日本とは違い、緊張が走るマニラからでした。