日本では、先日5月25日にようやく、緊急事態解除宣言がなされました。今日はお天気もよく、人々も外にどっと溢れていましたね。 さて、アジアに住む女子、亜女子たちにコロナ生活をルポしはじめて、約1ヶ月半。毎日、アジアの状況を確認する習慣がついてしまいました。 そんな中、新型コロナウィルスのリアルタイム状況では、ミャンマーは、Burmaと書かれていたので、なかなか見つけることができませんでした。あら、感染者はいなかったっけ?と繰り返し見て、はっと気づきました。ビルマ表記なのでした。現在の感染者数は206人で、回復者は124人、死者は6人です。確か昨日までは死者は0人でした。感染者は今のところ少ないのですが、医療体制が脆弱なので、政府は感染拡大を警戒しているといいます。
ミャンマーに、私はこれまで2度訪れました。最初に訪れた2014年は、税関を通るのもドキドキしたのを覚えています。この頃、観光客を歓迎するムードはなくピリピリしていました。2度目に訪れた2016年は、空港の雰囲気はガラリと変わっていて、緊張した雰囲気は一切なくなっていました。2016年といえば、スーチーさんが新政権発足に伴い、国家顧問に就任した年でした。
マスク姿のトーシバちゃん。
そんなミャンマーで行く度にあっていたトーシバちゃんに、今回は連絡をとってみました。トーシバちゃんは、日本に行ったことがなかったときから日本語がペラペラでした。彼女の名前は日本が大好きなお父様が「東芝」からとってものだと聞きました。早口でユーモアもあって一緒にいてとても楽しい友だち。今回もすぐにメッセンジャーで返事をいただきました。「ミャンマーは、3月末にコロナの患者さんがでたんですね。一部の会社 (うちも含め) は、その時点でWork From Homeがスタートしました」と語るトーシバちゃん。 「それから少しずつ感染者が増えたので、水祭り・大学の試験・学校と中止になりました。 レストランも含めてお祭りの2週間は、ずっと家にいる指示が出て、感染者がいるところはSemi Lock downな感じでした」。完全なロックダウンではなかったようです。その後、休み明けも感染者が増えたので、5月末までスティホームをするように政府から発表があったとのことです。「5月18日からレストランとかは大丈夫ですけど、まだ色々基準はありますね」。 このまま順調にいけば、トーシバちゃんの会社は、もうじきスタートできるのではないかとのこと。スティホームの現在は、買出しはほとんどご主人が行っているとのことで、2歳になるお子さんと家でじっとしているようです。街にも人々はほとんど出かけず、人は少ないそう。でもバスは走っていて、最近では、車も増えてきているとか。
コロナ発生後、一週間で街のあちこちで簡単に手を洗えるようになりました。
いつでも手が洗えます。
そんな、トーシバちゃんに、「マスクは足りている? 私は手づくりマスクをしていますよ」、と話しかけると、「ミャンマーは布のマスクとか、かなり作っていますよ。洗えるものですね。今ミャンマーは布のマスクは流行っています」というお返事が返ってきました。 今は出かけるのに、マスクをつけていないと、罰金とか捕まることもあるみたいです。
手製のマスクをつけたミャンマーのアウン・サン・スーチー国家顧問兼外相(本人のフェイスブックから、共同が記事に載せていたものです)
アウン・サン・スーチーさんのマスクコンテスト! マスク・・・どんなものがあるのかな、とミャンマー×コロナ×マスクでネットサーフィンをしていたら、お手製マスクコンテストの話が出てきました。 なんと、アウン・サン・スーチー国家顧問兼外相が、新型コロナウイルス対策の一環として、このマスクコンテストを開催したそうで、3日間で約2万人が応募する盛況ぶりだったそうです。 ネット上のニュース記事には「貧困層には使い捨てマスクはぜいたく品で、家計の大きな負担になる。そこでスー・チー氏は、自身のフェイスブックに、手製のマスク姿の写真をアップ。繰り返し使える布で自作するよう国民に呼び掛けた」と書いてありました。 こちらがスーチーさんのフェイスブックです。https://www.facebook.com/aungsan.suukyi.5661
ミャンマーでは、使い捨ての市販マスクが買えない貧困層が多いので、洗って何度も使える布マスク作りを促すのが目的だったとのことです。すばらしいコンテスト。 「もともとマスクをつける習慣はないし、暑い国なので、こういうことをきっかけにしてマスクコンテストをしたという事です」とトーシバちゃん。ちなみに、ミャンマーでのマスクの値段を聞くと、1パック50枚入りで、もともとは50チャットだったそう。1チャットが0.077円なので、×50チャットで3.85円!!です。 コロナがピークの頃は、かなり高かったけれど、今も50枚300~400チャットかかるそう。それでも、高く見積もっても400チャット、50枚で30.8円です。でも現地値段にしたら約も10倍です。
トーシバちゃんは続けます。「マスクコンテストは、コロナ禍でマスクを礼儀としてつけるのが目的でした。申請などはいらなくて5/13~5/15までに、コンテストのポストに写真を載せてそこから賞を決めることにしました。基準としては布だけで作成する、健康のためにどうやって作ったかの理由の説明する必要がありました。参加者は21120人でした。 そのうち12名に賞をあげると書いていました。 12名の内容は右記から選ぶという事。 1. Likeが一番多かった人 2. 最も創造的な人 3. 寄付のためにしたマスク、そこからのLikeが一番多かった人 4. 参加した理由が一番面白い内容の人。 どんなマスクが優勝したのか、是非とも見てみたいですね。
これは、レストランでデリバリーのみのアナウンスだそう。
街はガラガラです。
ヤンゴンに渋滞がないなんて信じられません。
市場でもほとんどの人はマスクをしています。
マスクは習慣になったようです。
マスクは欠かせません。
ところで、ミャンマーは暑い国。市場などにいくと日焼けしないように、「タナカ」という木から作った天然の粉やクリームを塗った子どもや女性を見かけることができます。タナカをつけると顔はみんな真っ白で、その姿をみるとタイムスリップでもしてしなったかのような感覚にとらわれます。今はみんなタナカの上からマスクをしているのかしら。