「亜女子たちのコロナ生活」、今日はタイのバンコクからの報告です。
欲望ラボには、アジアの女子ラボ「亜女子ラボ」(2014年設立)があり、取材で訪れているうちに会員は14ヵ国16都市まで広がって50人以上になりました。時差があまりなく、いつでも繋がれる時代なので、おはよう、おやすみ、元気?などと気軽に挨拶をかわします。本日のタイのコロナウィルスの感染者2700人。回復者1689人。死亡者47人。
今日は、バンコクの郊外のバンケイという町に住むサンさんのインタビュールポです。ライン電話で話もしました。サンさんは、家族で台所用品のお店を営んでいますが、その隣で自分のカフェも持っています。素敵なカフェです。日本語ペラペラの美人のサンさん、バンコクへもよく遊びに出かけていましたが、今はコロナで自粛、「全く街中へは外出していません。家とお店だけの往復です。寂しくなりました」と話してくれました。そしてこの時期は、ちょうどタイのお正月「水かけ祭り」で本来でしたら、一番賑わう時期でしたが、コロナウィルスの蔓延で「全てのイベントは中止になりました」と残念がっていました。マスクは95%の人がつけていて、フェイスシールドや目だけのカバーも使っているとのこと。「最近は、布の手作りマスクが売れられているのをよく目にするようになった」とのことです。
以下はサンさんからのルポです。生の声を聴いてください。数字は昨日のものです。
こんにちは、サンと申します。台所用品の販売営業をしております。
タイのコロナウェルス感染の現状の患者は2,672人になりました。(2020年4月17日)
ただ今、学校、大学、デパート、マッサージ屋、ホテルを初めて休業してなりました。
それに、人の出会いのチャンスを減らすために、夜間外出禁止令があり、午後10時から午前4時まで絶対に出かけません。しかし、スーパーとか、生鮮市場とか普段に開店されています。食品を買い占めるシチュエーションを解決するため、全部の飲食店はまだ営業中されています。しかし、みんなお持ち帰りしなければなりません。飲食店に座るのは絶対にダメです。大変ですが、みんなの健康の方が大切です。
外へ出かける人を減らすために、職場で主に使われるWHFになりました。しかし、この危機のせいで、アルバイトをやっている人達は解雇されています。それで、タイの経済は最悪になりました。
95%のタイ人はマスクをつけています。アルコールジェルで手をきちんと洗っていますが、タイ人は日本人のようにうがいをあまりしません。しかし、私はいつもしております。日本で留学して以来、ずっとうがいをしております。嗽をすることはいい方法と思って、みんなさんもやってほしいと思います。
4月13日から15日までタイのお正月(ソンクラーン)なんですが、全部の活動は中止されました。無期限で延期になりました。それでも、みんなで協力しました。
コロナウェルスの治療薬を早く開発できますように。
サンさんありがとう!!
タイのニュースでは、寺院、スーパー、コンビニ、マンションの入り口で検温チェックがあると言っていました。僧侶もフェイスシールドをつけて托鉢だそうです。映像では多くの人が、帽子になっているフェイスシールドとマスクを付けて外出していました。緩い意識の日本社会だと、まだ、奇異な目で見られそうですね。夜間外出は禁止。お酒の販売禁止など前日に突然ルールが変わるそうです。軍事政権の影響で政府の権限は、強いのだそうです。
アジアの姿を見ていると、感染がさらに広がりつつある日本で、もっと意識を強くもって行動しなければと思います。筆:山本