亜女子たちのコロナ生活「ベトナム・ホーチミンルポ」

われらが亜女子ラボ設立当時からの仲間のマルさん。ベトナムのホーチミンから旧正月編で1月に登場してくれましたが、その後、3月にめでたく結婚し、新しい生活が始まってまさに1週間で生活が一変したとのことです。2月にベトナム国内で初の感染者が見つかる前に、政府は1月末に中国、追ってラオス、カンボジアとの近隣諸国との国境封鎖に臨みましたが、3月中旬に新型コロナウイルス感染は拡大し、4月1日より15日間の所謂「ロックダウン(都市封鎖)」に突入!

公共交通機関の運行停止、マスク着用の義務、必要最低限の食料、医療品を除くすべてのお店やレストランが閉じられスーパーマーケットの営業と食堂はテイクアウトのみ許され、新婚生活のスタートは想定外の展開に!ヨーロッパ同様に3人以上での集まりは禁止され、違反すると10,000,000~20,000,000ベトナムドン(約4.5万円~9万円相当)を課せられるそうです。マルさんがご主人のバイクの後ろに乗り、実家帰りに撮ってくれた写真でも車やバイクは一台も見られません。

マスクの着用は大人のみならず小さな子供にも適用され、これまた違反すると1回につき300,000~500,000ベトナムドン(約1,400円~2,300円相当)が課せられるそう。日本同様にマスク不足となり、やはりベトナムの人々も布製のマスクが主流になってきている様子です。

英語講師のマルさんは世界の多くの国々でそうであるように、オンライン授業だそうです。また、不動産関係に従事しているご主人はこの封鎖された中でも投資物件としての不動産売買は活発らしく、お仕事は順調。良かったですね。

そんな国民の不便な15日間のロックダウン(都市封鎖)でも状況は好転せず、その後1週間延長され、4月22日までとなりました。現段階では感染者268人、死者0人、8割が回復し6日連続新しい感染者が確認されず、感染予防措置の効果が表れているようで徐々に行動規制は緩められ以前の生活が取り戻せるのも時間の問題かもしれません。一刻も早い事態の終息を祈ると同時に、マルさんの新しい門出が幸多きものになりますようにと、日本からエールを送ります。

(筆:YUKA)